アプリのお知らせ(プッシュ)・イベント機能を利用するメリットや活用方法などをご紹介していきます。店舗集客において告知施策が上手くいっていないと悩みがある方はぜひご参考にしてみてください。
アプリでのお知らせ・イベント機能を利用すると便利
・「お知らせ」「イベント」のアプリ内メニューをリアルタイムに設置できる
・作成した「お知らせ」「イベント」内容をプッシュ通知で配信できる
・開催前といったタイミングに合わせて情報を自動表示できる
お知らせ」「イベント」のアプリ内メニューをリアルタイムに設置できる
アプリプラットフォームサービスを使えば、管理画面から簡単にお知らせしたい内容をコンテンツとして作成可能です。
・画像や動画の設置
・詳細情報を記載したWebリンクの貼り付け
・その他文章の追加、レイアウト調整
といった機能をテキストエディターを使って簡単に作成できるので簡単です。
作成した「お知らせ」「イベント」内容をプッシュ通知で配信できる
アプリならではの機能として、お知らせやイベントなどの情報をプッシュ通知で配信、告知可能です。
プッシュ通知はお客様のスマホに届くと
・着信音
・ホーム画面へのポップアップ
といった目立つ形で着信を知らせてくれるので、開封率が高くなる点にメリットがあります。
どのアプリから配信されたのかがはっきり分かりますし、スムーズにアプリ起動へとつなげられるのも魅力です。
またメールと同じく、
・登録日
・性別
・年齢
・お気に入り店舗登録ユーザー
といった属性によりセグメントして配信ができる点もメリットになっています。
「お知らせ」「イベント」のタイミングに合わせて情報を自動表示できる
アプリのお知らせやイベント機能を活用すると、それぞれの「お知らせ」「イベント」に合わせて自動表示をすることが可能です。
掲載開始日を設定することでイベント開始日に自動でアプリへの掲載が開始されますので、事前に登録しておくとイベント開始日に表示に切り替えるのを忘れていたといったこともありません。
また、イベント期間の前は「予告」、イベント期間中は「開催中」といったように期間に合わせて表示を変更させることも可能です。
自店舗の目的に合わた設定が可能になっています。
セール期間やセグメント内容を考えよう!効果的なアプリお知らせ・イベント機能の使い方とは?
アプリ内のお知らせやイベント機能を活用する際は、次の点に注意しましょう。
・イベント期間やセール期間などの設定をする
・お知らせ・イベントの配信先対象を選択する
掲載開始日時を設定する
アプリで告知を行う際は、お知らせやイベント情報に関して掲載開始日時を設定しておきましょう。
そうすればイベント開始日になったら自動で情報がアプリ内で掲示されるので、忘れることなくユーザーへ通知が可能です。
合わせてプッシュ通知の自動配信設定もしておけば、ユーザーがお知らせやイベント情報に気付いてくれる可能性を高められるでしょう。
イベント期間やセール期間などの設定をする
あらかじめイベントやセールの開催期間を把握しておき、アプリへ前もって反映させる作業も重要です。
古い情報が掲示されたままだとお客様に迷惑が掛かりますが、アプリで事前設定しておけば情報が古いまま掲示される心配はありません。
期間を過ぎた情報はアプリ内から自動で削除されるので消し忘れないで済みます。
ただしイベントやセールによっては、終了日時が未定になっているケースもあるでしょう。その場合は終了日時が決定し次第、すぐ情報を削除することを忘れないでください。
お知らせ・イベントの配信先対象を選択する
お知らせやイベント情報がアプリ内ユーザーすべてに向けたものだとは限りません。
・週に数回お買い物してくれる40代女性のお得意様
・来店したての20代の女性
・もう少しでお得意様になりそうな30代男性
のように、ターゲットユーザーにはさまざまな属性があります。
そこでアプリ内でセグメント設定を行い、ターゲットを絞って配信できるように準備しておくと集客効率が向上し情報の無駄な配信がなくなります。
セグメントの考えはアプリ内の配信に限らず店舗マーケティング前提で重要な要素なので、もしまだ理解できていない方は本やWebメディアなどで基本的な考えやツールへの反映方法などを一通り学んでおきましょう。
チェーン店での各店舗毎のお知らせ・イベントの公開方法
チェーン店においてアプリのお知らせやイベント機能を使う際は、お知らせ・イベント情報を必要なユーザーのみに表示する考えが重要になってきます。
チェーン店にはそれぞれお気に入りのお客様がいらっしゃるでしょうが、「A店舗にはよく行くがB店舗はそもそも知らない」という方もいらっしゃいます。そういった方にB店舗のお得な情報を流しても邪魔に思われるだけです。
そこで
・全店用のお知らせはダウンロードユーザー全員に表示する
・各支店用のお知らせは各店舗をお気に入り登録しているユーザーのみに表示
といった情報告知の使い分けをする必要があります。
お客様が行かない店舗の情報を表示させないことで、ユーザーストレスを軽減してスムーズな情報提供へつなげられるでしょう。
アプリを分析してさらに利用されるお知らせ・イベント配信へつなげよう
店舗マーケティングの際、注意したいのがユーザーファーストを心掛けることです。
店舗としては多くのお知らせ・イベント情報をユーザーへ届けて、その内容をきっかけに来店につなげたいという思いがあると思います。
しかしお知らせ・イベント情報をユーザーファーストで頻度を考えず流し過ぎると、情報過多となり「このお店はプッシュがうるさい」といった悪いイメージにつながる恐れがあります。
そこでお知らせ・イベントのプッシュ配信データを管理画面から確認し、各プッシュ配信の開封率や配信回数、その後のクーポン利用率などを参考にして来店のフックとなる内容を展開する必要があるのがポイントです。
要するに分析がアプリマーケティングにおいて肝心だということになります。
たとえばイベントの内容については、お客様の反応を見ながら
・画像
・文章
・レイアウト
・アピール方法
・Webサイトリンク
といった要素を追加および変更して、よりお客様に訴求できる内容にする必要があるでしょう。
複数の案がある場合は条件を合わせて複数パターンを同時配信して、反応を見る「ABテスト」もおすすめです。
またタイトルは短くインパクトのあるメッセージを配信してください。
画像や動画といったコンテンツを利用しながら直感的に何が言いたいか伝わるように工夫してみてください。
まとめ
今回はアプリにおいてお知らせ・イベント機能を使うメリットや活用方法などをご紹介してきました。
アプリを使えば多くのスマホユーザーに効率よくターゲティングが可能です。チェーン店である場合は全店舗用と支店用で情報を配信し分けるなどコツをつかみながら、詳細な設定を行って上手な告知および集客へとつなげましょう。